不動産購入に必要な年収はいくら?借入額や返済比率についても解説

不動産購入に必要な年収はいくら?借入額や返済比率についても解説

不動産購入を考えている方は、自分にとって適切な購入予算がどれくらいか気になるのではないでしょうか。
年収倍率や頭金、借入可能額の目安を知らないと、無理なローン計画で家計が苦しくなる恐れがあります。
そこで本記事では、不動産購入に必要な予算や計算方法、そして住宅ローンの返済比率について解説いたします。

不動産を購入するために必要な予算はどれくらい?

不動産購入の予算を考えるうえで、まず参考になるのが「年収倍率」です。
これは、購入する物件価格が年収の何倍にあたるかを示すもので、一般的には年収の5倍から7倍が目安とされています。
年収600万円の場合、3,000万円から4,200万円ほどが妥当な価格帯となります。
ただし、この金額すべてを借り入れするわけではなく、自己資金である頭金も含めて考えることが必要です。
頭金の目安は物件価格の1~2割が一般的であり、3,000万円の物件であれば300万円から600万円を用意するのが理想です。
なお、残りは住宅ローンでまかないますが、金融機関が提示する借入可能額は年収や勤続年数、他の借り入れ状況などで異なります。

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不動産を購入するための予算の計算の仕方

不動産の購入予算を把握するには、借入可能額の算出が大切です。
一般的に、金融機関では年収に対してどの程度までなら返済可能かを「返済比率」で判断しています。
仮に年収500万円で返済比率25%、金利1.5%、返済期間35年という条件で計算すると、約3,300万円ほどが借入可能額となります。
ここに頭金をくわえることで、購入可能な不動産価格の上限を知ることが可能です。
さらに、現在の家賃をもとに毎月無理なく支払える額を算出し、それを基準に借入額を試算する方法もあります。
このようなシミュレーションは、多くの不動産会社や金融機関のサイトで無料提供されているため、活用することで現実的な予算を把握しやすくなります。

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住宅ローンの返済比率とはなにか

住宅ローンの返済比率とは、年間の返済額が年収に対して占める割合を示すものです。
この比率は、住宅ローン審査の際に大切な基準とされており、一般的には年収の30~35%以内に抑えることが推奨されています。
たとえば、年収500万円の場合、年間返済額は150万円から175万円以内が望ましいとされます。
また、理想的な返済比率は「手取り年収の20~25%以内」ともいわれており、将来の支出や急な出費に備えて余裕を持った資金計画が大切です。
さらに、住宅ローン以外に自動車ローンや教育ローン、クレジットカードの分割払いなどがある場合には、それらの返済額も合算して返済比率を計算する必要があります。
金融機関ごとに基準は異なりますが、返済比率が高すぎると審査に通らないこともあるため注意が必要です。

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まとめ

不動産の購入予算は、年収倍率と頭金、借入可能額をもとに判断するのが一般的です。
シミュレーションを活用して予算を把握することで、無理のない物件選びが可能になります。
住宅ローンの返済比率は将来の生活を見据え、理想的には手取り年収の25%以内に収めることが望ましいです。
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